店舗探しからプロデュースしたプロジェクト。不動産賃貸の契約交渉、内装解体会社・設計事務所・施工会社の選定。解体と施工については一社にまとめて請け負ってもらうことを条件に工事費用のコストダウンを図る。内装デザインは鮨という素材を引き出す料理に合わせ、自然素材を取り入れたシンプルで温かみのある空間づくりを得意とする十二月デザイン一級建築士事務所に依頼。存在感のある一枚板のカウンターや手しごとが存在感を放つ造作建具を設置し、建具に取り付ける手掛けなどの金物も手しごとにこだわり、上質な空間を作った。人材育成においては、すし職人という研ぎ澄まされた味覚・臭覚、高いにぎりの技術、コミュニケーション能力が必要な職種のために、通常より研修にかなりの時間と労力をかけている。現在では、西麻布の有名江戸前鮨店としてお客様から愛されるお店に。オープン後は役員として経営に携わり、定期的に店舗の状況を確認、問題の解決に取り組む。